猫を飼いたいけど、共働きでお世話ができるか不安に思っていませんか。
日中はお家を空けてしまうため、猫がお留守番できるか心配ですよね。
しかし、猫はペットの中でも留守番が得意で、共働きでも飼いやすいと言われています。
マイペースで自由気ままな猫は、日中一人で過ごすことが苦手ではないようですね。
今回は、共働きでも安心して猫が飼えるように、飼い方のコツを解説していきます!
共働きでも安心な猫の飼い方
共働きで猫を飼うとなると、食事やお水はどうすればいいのか、ケージは必要なのか、様々な心配ごとがありますよね。
しかし、基本的な飼い方を知っておけば、共働きでも無理をせずに猫を飼うことができるのです。
- 共働き家庭の猫のしつけ方
- 共働きで猫を飼うならば2匹がおすすめ⁈
- 猫をケージ飼いするメリットとは?
- 夜は猫をケージに入れた方がいいの?
- 猫を一生ケージ飼いするのはかわいそう?
- 共働き家庭の夏の暑さ対策について
- 共働きで猫が病気になったらどうする?
では、1つずつ説明しますね!
共働き家庭の猫のしつけ方
家を空けることが多い共働き家庭で、最も重要なしつけはトイレです。
綺麗好きな猫は、清潔ではないトイレが苦手な傾向があります。
そのため、外出前にはトイレを清潔にしておくことが大切ですね。
お留守番が多い共働きには、毎日のお掃除が不要なシステムトイレがおすすめです!
食事は一度に食べてしまわないように、自動給餌器の設置が望ましいです。
共働きで猫を飼うならば2匹がおすすめ⁈
猫は1人でもお留守番ができますが、共働きで家を空けがちな家庭では、2匹飼いがよいという説があります。
遊び相手がいると、寂しさを感じてストレスになることが軽減されるかもしれません。
ただし、猫にも相性がありますので、仲良くなれないと逆効果になってしまいます。
多頭飼いを検討する際には、まず猫同士の相性を見極めてください。
猫をケージ飼いするメリットとは?
自由に動くことが好きな猫にとって、ケージ飼いはかわいそうだと思ってしまいますよね。
しかし、ケージは猫を危険から守ったり、留守中のイタズラ防止などメリットもあります。
また、怪我や病気の際には、ケージに入れた方が猫の様子が見やすく、異変にもすぐに気がつくことができます。
留守中の誤飲や、家具の破損を防ぐためにも、共働き家庭にはケージ飼いがよいと考えられています。
夜は猫をケージに入れた方がいいの?
猫は夜行性のイメージが強いです。
飼い主さんが寝ようとすると、活発に動き回ったり大声で鳴いたりして、困ったことはありませんか?
猫に、夜は眠る時間だと教えるためにも、寝る前にケージに入れてみてください。
飼い主さんが寝ている時間は、起きていても遊んでもらえないことを覚えれば、夜でもおとなしく寝てくれると思いますよ。
猫を一生ケージ飼いするのはかわいそう?
猫のケージ飼いは、様々なメリットがあるので、かわいそうではありません。
ただし使い方を間違えると、猫がケージを怖がって入らなくなってしまうことがあります。
また運動不足にならないように、飼い主さんの目が届く場所では、ケージから出して自由に遊ばせてあげてください。
共働き家庭の夏の暑さ対策について
夏場のエアコンなしの室内は、蒸し風呂のような状態になります。
その室内で猫を留守番させると、熱中症のリスクが高くなり危険です。
猫は暑さに弱い体質なので、留守中でもエアコンは27~28℃くらいに設定しておきましょう。
また、ひんやりマットや猫用冷感グッズを用意して、暑さ対策をしてください。
水分補給ができるように、飲み水は数ヶ所に置いてあげましょう。
お皿に入れると、こぼしてしまうことがありますので、ノズルタイプの給水器が良いと思います。
共働きで猫が病気になったらどうする?
万が一猫が病気になったら、1人にしておくのは不安ですよね。
共働きの場合は、獣医さんの指示に従って、病院に預けることも検討しましょう。
病気を早期発見するために、日頃のスキンシップはとても大切です。
共働きで時間が限られているからこそ、小さな異変にも気づけるように心がけてくださいね!
共働きで子猫を育てるためには?
共働きをしながら子猫を育てる場合は、生後何ヶ月からがよいのでしょうか?
大人猫よりも好奇心旺盛で活発な子猫には、注意しなければならないことがあります。
- 共働き家庭にお迎えする子猫は生後何ヶ月から?
- 子猫を12時間以上ケージにいれても大丈夫?
- やってはいけない子猫の飼い方
ここでは、共働き家庭での子猫の飼い方について説明します!
共働き家庭にお迎えする子猫は生後何ヶ月から?
生後間もない子猫は、自力でミルクを飲んだり、排泄ができません。
24時間お世話をしなければならないので、共働き家庭にお迎えするのは、生後3ヶ月を過ぎた子猫が適しています。
この頃は、様々なことに慣れやすく、性格も決まってくる時期と言われています。
新しい飼い主さんとスキンシップをとることで、人懐っこい性格の子になっていくかもしれませんね。
子猫を12時間以上ケージにいれても大丈夫?
子猫は、好奇心旺盛でやってはいけないことの区別ができません。
そのためお留守番をさせる時は、ケージに入れてあげる方が安全です。
また、子猫がお留守番できる時間は、長くても12時間までが限界と考えられています。
やむを得ず12時間以上ケージに入れなければならない場合は、2~3段で上下自由に動けるタイプのケージを検討してみてください。
動ける範囲が広くなれば、子猫のストレスも軽減するかもしれません。
やってはいけない子猫の飼い方とは?
念願の子猫がやってきたら、可愛さのあまり甘やかしそうになりますよね。
子猫の健康を守るためにも、やってはいけないことがあります。
まず、過剰に食べ物を与えないこと。
肥満の原因になり、病気を引き起こす可能性が高くなります。
また、人間の食事を食べさせることも避けましょう。
子猫にねだられると与えたくなりそうですが、中毒症状を起こす危険もあるので注意してください!
しつけだからといって、体罰や大声で怒鳴ることは、絶対にやらないでください。
子猫と飼い主さんの信頼関係が崩れてしまう恐れがあります。
共働きでも猫が飼いやすいマンションの選び方・注意点・おすすめ猫種
最近、猫を飼ってもよいマンションが増えていますよね。
共働きのマンション暮らしでも、安心して猫が飼えるようになりました。
- 共働きで猫好きに最適な猫付きマンションとは?
- 猫専用マンションは共働きでも安心?
- マンションでの猫の飼い方やベランダ対策について
- マンション飼いにおすすめの猫の種類は?
猫のマンション飼いについて、具体的に説明しますね!
共働きで猫好きに最適な猫付きマンションとは?
猫付きマンションとは、レンタルした猫と暮らすことを条件とする新しいタイプのマンションです。
共働き家庭も多く利用していて、猫で困った時はすぐに相談できるサービスもあるようです。
あくまでもレンタルという契約なので、転勤になっても猫をお返しできます。
猫付きマンションは、今や猫好きから注目されている物件となっています。
猫専用マンションは共働きでも安心?
近年、猫の飼育に特化したマンションが増えています。
例えば、猫用トイレが完備されているお部屋や、脱走防止のために作られた玄関ドアなど。
キャットウォークが設置されたお部屋もあり、共働きで留守番が多い猫ちゃんもストレスなく遊べます。
マンションでの猫の飼い方やベランダ対策について
猫は鳴き声が小さく騒音もないので、マンションで飼いやすいと言われています。
ただし、壁や家具で爪とぎをしたり、脱走の危険があります。
そのため、猫用爪とぎの設置や脱走防止のための柵が必要です。
また、発情期の鳴き声が気になる場合は、去勢手術も検討しましょう。
ベランダは落下事故が多く、猫にとって大変危険な場所です。
落下防止ネットを張ったり、ベランダに出られないように柵を設置してみてください。
マンション飼いにおすすめの猫の種類は?
共働きでマンション飼いに適している猫は、自立していて鳴き声が穏やかな子がよいと言われています。
その条件に合っているのは、ロシアンブルーやスコティッシュフォールドです。
ロシアンブルーは、鳴き声が穏やかで抜け毛も少なく、人気の猫種となっています。
スコティッシュフォールドは、おとなしい性格で活発に動くことも少ない猫種です。
飼い主さんを困らせることもほぼないため、マンション飼いに適しています。
まとめ
お留守番が得意な猫は、共働きでも飼いやすいことが分かりました。
帰りを待っている愛猫の姿には、本当に癒されますよね。
共働き家庭の大切な家族である愛猫が、安心して暮らせる環境を作ってあげてください!