独特の風貌を持ったチャウチャウ犬。
ライオンのようでもあり、熊のようでもあり、そのユニークな見た目から人気のある犬種です。
そんな人気のあるチャウチャウ犬ですが、飼うことが難しいと言われるのはなぜでしょうか?
ここではチャウチャウ犬の性格や、飼うときに注意すべきことなどを調べてみたいと思います。
人気のチャウチャウ犬!どんな性格なのでしょう?
愛嬌のある風貌のチャウチャウ犬ですが、実際にはどんな性格なのでしょうか。
色の種類や、からだの特徴なども気になりますね。
これからチャウチャウ犬と家族になりたいと思ったとき、気を付けることはあるのでしょうか?
- チャウチャウ犬の性格やからだの特徴は? 抜け毛は多いの?
- チャウチャウ犬のカラーは何種類?白色はめずらしい?
- チャウチャウ犬はどこで販売されているの?値段はいくら?
- チャウチャウはミックス犬だった!似た犬から考えるチャウチャウ犬の歴史
- チャウチャウ犬の子犬の育て方と里親になったときの注意点は?
興味深いチャウチャウ犬の歴史も解説したいと思います。
チャウチャウ犬の性格やからだの特徴は? 抜け毛は多いの?
古くから猟犬・番犬として人間と暮らしてきたことから、チャウチャウ犬は飼い主さんに対しては従順です。
しかし、慎重で警戒心は強く、飼い主さん以外に懐くことは難しいとされています。
チャウチャウ犬の特徴としては、何といってもあのふわふわの毛並みですよね。
やはり抜け毛は多く毛玉にもなりやすいので、まめなブラッシングと換毛期にはサロンでのトリミングも必要になる場合があります。
チャウチャウ犬のカラーは何種類?白色はめずらしい?
レッド(赤茶)・ブラック・ブルー(灰色)・フォーン(淡黄)・ホワイトの5種類と数えられることが多いです。
白系の毛並みは数が少ないためペットショップなどでは他の毛色に比べて高い価格が付くようです。
チャウチャウ犬はどこで販売されているの?値段はいくら?
ペットショップやブリーダーさんから入手することができます。
価格には幅があり、おおよそ20万円から35万円くらいと言われています。
一般的にはオスよりもメスのほうが高価で、めずらしい毛色の場合も価格は高くなります。
しかし、チャウチャウ犬はしつけが難しいと言われている犬種ですので、継続的に相談することのできるブリーダーさんから譲り受けることをおすすめします。
チャウチャウはミックス犬だった!似た犬から考えるチャウチャウ犬の歴史
チャウチャウ犬は中国原産の犬であり、その歴史は2000年以上さかのぼります。
よく似た風貌の「シャー・ペイ」とは兄弟関係にあると考えられています。
「サモエド」と「チベタン・マスティフ」のミックスであるとの見方もありますが、チャウチャウ犬の特徴である「青い舌」がこれらの犬種には見られず、チャウチャウ犬の誕生にはいまだに謎の部分が多いのです。
チャウチャウ犬の子犬の育て方と里親になったときの注意点は?
チャウチャウ犬は、子犬から育てたとしても初心者にはしつけが難しい犬種と言われています。
飼いやすい気質は遺伝すると考えられているため、信頼できるブリーダーさんに親犬の気質まで確認して迎え入れるのが理想です。
里親などで、成犬になってから迎え入れる場合は、信頼関係を築くには時間と根気が必要になりますが、基本的なしつけや生活習慣が身に付いているというメリットもあります。
チャウチャウ犬を迎え入れる場合の選択肢として、里親もぜひ視野に入れてみてはいかがでしょうか!
チャウチャウ犬が凶暴と言われることがあるけど本当?
チャウチャウ犬の性格は見た目の印象とは違い、警戒心が強く懐きにくいという面があるようです。
凶暴なところもあるの?と心配になるかと思いますが、どうなのでしょう。
- チャウチャウ犬が食用にされていた歴史!美味しいの!?
- 日本ではCMで人気になったチャウチャウ犬
- チャウチャウ犬の飼育で困ったときは?
チャウチャウ犬には人間との付き合いの中で様々な歴史があります。
チャウチャウ犬が食用にされていた歴史!美味しいの!?
古くから番犬や猟犬として人間と暮らしてきたチャウチャウ犬ですが、肉は食用として毛は防寒用の毛皮としても利用されてきました。
犬好きにとっては耳を塞ぎたくなるかもしれませんが、実はその文化は現代でも続いているのです。
日本ではCMで人気になったチャウチャウ犬
愛嬌のある見た目から、日本では度々CMに使われてきたチャウチャウ犬ですが、80年代にかけてブームが起き、そのため幼齢期の売買や行き過ぎた繁殖などが行われました。
それが原因で、問題行動の多い系統が広がったのではないかとも考えられています。
チャウチャウ犬の飼育で困ったときは?
チャウチャウ犬は警戒心が強く神経質な面もあることから、突然知らない人や犬に構われることが苦手です。
しかし、子犬の頃から多くの人や犬とのかかわりに慣れておくことで社会性を身に付けることができます。
それでも、チャウチャウ犬の飼育で困ったときには、譲り受けたブリーダーさんやしつけ教室に相談してみるのがよいでしょう!
まとめ
愛嬌のある風貌とは裏腹に、チャウチャウ犬は警戒心が強く懐きにくいことから、飼育難易度の高い犬種であることがわかりました。
しかし、信頼関係ができた相手に対しては従順で忠実な性質を持っています。
自分にだけに懐いてくれる、というのも飼い主さんにとっては嬉しいですよね。
まさに、見た目と性格のギャップ萌え♪が魅力的なチャウチャウ犬ですが、家族として迎えるときには、根気よく愛情をそそぐ覚悟を持って迎えてくださいね!