ヨークシャテリアは、ヨーキーという愛称で呼ばれるイギリス原産の犬種です。
長く伸びている被毛は、シルキーコートと呼ばれ手触りがよく、綺麗な毛質となっています。
ヨークシャテリアが誕生した当時は、その美しさから「動く宝石」と呼ばれていました。
今では、愛玩犬として親しまれているヨークシャテリアは、日本でも人気があります。
飼ってみたいけど、性格やしつけは難しいのか気になりますよね。
今回は、愛らしいヨークシャテリアの性格について解説していきます!
ヨークシャーテリアの性格の特徴は?オスとメスの違いも調査!
ヨークシャテリアは、かつて工業地帯のネズミ退治のために誕生したという説があります。
そのため、活発で運動が大好きな一面があり、飼い主さんにも忠実です。
きちんとしつけをすることで、飼いやすく親しみやすい犬種となっています。
- ヨークシャテリアの性格が悪いと思われている理由
- ヨークシャテリアのデメリットはしつけが難しくて飼いにくい⁈
- ヨークシャテリアは毛色によって性格が違うの?オスとメスの違いは?
ここでは、ヨークシャテリアの性格について、具体的に説明します。
ヨークシャーテリアの性格が悪いと思われている理由
ヨークシャテリアは、小型犬に分類される犬種です。
その見た目からは想像できない、勇敢さや堂々とした性格なのだそうです。
それ故、警戒心も強く、初対面の人に吠えてしまうこともあります。
性格の感じ方は人それぞれなので、吠えたり懐かない様子から、ヨークシャテリア=性格悪いと思い込んでいるかもしれませんね。。
また、しつけが行き届いていない子や、ストレスが溜まっている子は、性格がきつくなる傾向があるようです。
ヨークシャテリアは、生活環境が整っていれば決して性格が悪い犬種ではありません!
ヨークシャーテリアのデメリットはしつけが難しくて飼いにくい⁈
ヨークシャテリアに限らず、犬のしつけは安易に考えてはいけませんね。
特に犬の性格は、生後1年までに決まると言われているため、子犬のしつけは重要です。
ヨークシャテリアは、プライドが高く自己主張が強い一面があります。
そのため、教えたことを理解することはできますが、気分次第で行動したり要求吠えを覚えてしまいます。
しつけで大切なのは、「飴と鞭」です!
飼い主さんとの主従関係が築かれるまでには時間がかかるかもしれませんが、諦めずに向き合ってくださいね。
ヨークシャーテリアは毛色によって性格が違うの?オスとメスの違いは?
ヨークシャテリアの毛色は、ブラック系やブルー系があります。
子犬時代はブラックが強めですが、成長するたびに変化していくのだそうです。
その毛色と性格はほとんど関わりがなく、性別によって性格の違いが表れてきます。
ネズミ捕りをしていた名残で、負けん気が強く勇敢なヨークシャテリアは、小柄ながら番犬にも適しているようです。
オスのヨークシャテリアは、甘えん坊で飼い主さんによく懐くと言われています。
また、好奇心旺盛なので、子犬のいたずらっ子には要注意です!
メスのヨークシャテリアは、オスと同じく甘えん坊ですが、大人になるにつれて穏やかになります。
誰とでも触れ合える、社交的な性格はメスに多いようですね。
ヨークシャーテリアは勇敢な性格で頼もしい⁉
勇敢なヨークシャテリアは、自分より何倍も大きい犬にも立ち向かっていくのだそうです。
番犬もこなせるヨークシャテリアは、かつて狩猟犬でした。
そのため、獲物を見つけ、自分の判断で行動する賢さもあります。
飼い主さんは、この賢さがマイナス面にならないように育てることが大切ですね。
- ヨークシャテリアがよく吠えるのは勇敢だから⁈
- ヨークシャテリアは堂々としている!
- ヨークシャテリアの飼いやすさのポイントは聡明な性格⁉
では、具体的に説明しますね。
ヨークシャーテリアがよく吠えるのは勇敢だから⁈
ヨークシャテリアが吠えるのは、いくつかの理由があります。
例えば、吠える度に飼い主さんが反応して落ち着かせようとすると、「構ってくれる」と勘違いするケース。
られたと認識している可能性は低いようなので、吠えた時だけ近づいたり声をかけることは避けましょう。
また、お留守番が多く、飼い主さんとのコミュニケーションが取れていないと、ストレスが溜まってきます。
吠えることで、必死に寂しさを訴えているのかもしれません。
吠え癖を治すために、毎日短時間でも、一緒に遊ぶ時間を作ってあげましょう。
ヨークシャーテリアは堂々としている!
小型犬ながら、自信に満ち溢れ堂々としているヨークシャテリア。
狩猟犬特有の頑固さで、しつけに苦労する飼い主さんも少なくありません。
しつけを成功させるポイントは、まずヨークシャテリアを知ることです。
しつけやすい、賢いなどの良い点ばかりを見ないで、デメリットもしっかりと理解していきましょう!
ヨークシャーテリアの飼いやすさのポイントは聡明な性格⁉
ヨークシャテリアは、聡明な犬種としても知られています。
一度覚えたことは忘れない、聡明で賢い性格は、ヨークシャテリアの魅力の1つとなっています。
また、子どもや他の犬とも仲良くなれる気質があるので、飼いやすい犬種でもあるのです。
ヨークシャーテリアは独立心が強い性格だった!
ヨークシャテリアは甘えん坊で、人懐っこいイメージがありますが、実は独立心が強いのです。
しかし、お留守番が得意というわけではありません。
矛盾していますが、ヨークシャテリアの先祖は単独行動をしていたことから、独立心が強いと考えられます。
- ヨークシャテリアはオスの方が独立心が強い⁈
- ヨークシャテリアはうるさい犬種?
- 白のヨークシャテリアはいない⁈
では、具体的に説明します。
ヨークシャーテリアはオスの方が独立心が強い⁈
オスのヨークシャテリアは、甘えん坊な反面、縄張り意識が強い傾向があるようです。
そのため、他のオス犬に攻撃的になることがあります。
オスの方が、独立心が強く喧嘩をしやすい気質があるのかもしれませんね。
一方、メスのヨークシャテリアは、他の犬と喧嘩することが少ないと言われています。
ヨークシャテリアに限らず、メス犬の方が落ち着いている性格であるといえますね。
ヨークシャーテリアはうるさい犬種?
小型犬のヨークシャテリアは、室内飼いが適していますが、吠え癖があると近所の人に迷惑がかかってしまいます。
警戒心が強いヨークシャテリアは音にも敏感で、玄関のチャイムが鳴っただけで吠える子もいます。
まず、吠えてはいけないことを教えるために、落ち着かせる言葉やアイテムを決めておきましょう。
根気よく教えていけば、徐々に慣れてくるかもしれません。
それでも吠え癖が治らない場合は、ドッグトレーナーさんに相談してトレーニングをしてもらうとよいですね。
白のヨークシャーテリアはいない⁈
余談になりますが、ヨークシャテリアには、初めから白い毛の子は存在しないと言われています。
ほとんどのヨークシャテリアはブラック系やブルー系ですよね。
成長の過程で毛色が変化するため、ごく稀に白くなっていくヨークシャテリアもいるようです。
まとめ
ヨークシャテリアには、気難しいところがあります。
しかし、上手にしつければ、甘えん坊で社交的な性格に育っていきます。
見た目だけでお迎えすることは避けて、ヨークシャテリアのことを理解することから始めましょう!