犬が足のあいだに入るのはどうして?散歩の時だけ?

犬とのお散歩やドッグランで思い切り走ったり、遊んだりするのは楽しいですよね。

でも、時々テンションが上がりすぎて犬が足元にじゃれついて離れないということはありませんか?

立ち止まってる時はいいのですが、歩いている時だとドキッとしてしまいます。

この犬の「動く足大好き」はどうして起こってしまうのでしょうか?

紹介していきたいと思います。

犬が足のあいだに入るのはどうして?愛情表現?不安だから?

犬が自分にくっついてきてくれると「きっと愛情表現だ」と嬉しくなってしまいます。

でも、愛情表現以外に何か意味があるのかなと気になったことはありませんか?

また、どうして足元なのでしょうか?

  • 犬が足の間をくぐるのは好かれてるサイン?
  • 犬が散歩の時足にまとわりついたり間に入ったりするのはどうして?
  • 散歩の時はどんなところに気をつけたらいいの?

犬の足にまとわりつく理由について紹介したいと思います。

犬が足の間をくぐるのは好かれてるサイン?

お散歩でウキウキの時、リビングで遊んでいる時、飼い主の足元を駆け抜けるワンちゃんはとても楽しそう!

元気なのは一目瞭然ですが、やけに足の間をくぐるのを繰り返してるなと気になったことはありませんか?

飼い主さんからすると「遊んでるのかな」と思えるこの行動は犬にとっては意味があるようです。

歩いている時、遊んでいる時の足の間くぐりは遊びの一環のようです。

ですが、立ち止まっている時に足の間に収まって動かないとなると意味が違ってきます。

犬が何か緊張したり不安になったりした時に、飼い主さんの足の間に収まることで「自分は安全な所にいる」と確認しているようです。

もし、足の間に収まる機会が多い場合はその前後に何があったか、何をしていたかに注意してあげましょう。

不安の原因を取り除いてあげることで、犬も足の間に入り込むことが減ってくるはずです。

犬が散歩の時足にまとわりついたり間に入ったりするのはどうして?

お散歩中の犬が楽しそうだと飼い主さんも楽しくなっちゃいますよね。

犬が足元にまとわりついてくることも多いと思うのですが、これにはどんな気持ちが隠されているのでしょうか?

犬が足にまとわりつくのは大きく3つの気持ちからだと考えられています。

1つ目は飼い主さんに「仲間だよ」と伝えている時です。

犬はもともと群れで生活をしていました。

この時の本能から飼い主に対しても「仲間だよ」「一緒に行動しよう」と伝えようとしてまとわりついてくるようです。

2つ目は「興奮している時」です。

お散歩が楽しかったり、何か嬉しいことが会ったりしたときの喜びを飼い主さんの足に対して表現しているんですね。

3つ目は「マウンティング」です。

発情期の犬に見られる行動ですが、「自分の方が立場が上だぞ」という気持ちが隠れている場合があります。

もし、まだ避妊・去勢手術をしていなくて、頻繁に足の間にまとわりつく様子が見られるようなら獣医さんへ相談してみましょう。

散歩の時はどんなところに気をつけたらいいの?

歩いている時に足元で予想しないタイミングで足にまとわりつかれると、犬にとっても飼い主さんにとっても危ないですよね。

犬が「遊んでくれてる!」と勘違いしているケースもあります。

どんなことに注意してお散歩をしたら良いのでしょうか。

まずは、「歩いている時に足にまとわりつくのはダメ」と犬に理解してもらいましょう。

犬はとても賢いので、してはダメなこと、飼い主さんがかまってくれるのはどんな時かを理解することができます。

歩いている時に犬がじゃれついてきたら構ってあげるのではなく、犬の方を見ない、犬の期待する行動をしないということも有効です。

何度か繰り返すうちに犬自身が「歩いているときの飼い主にじゃれついてはダメなんだな」と学習してくれます。

大きな声で叱ったり、リードを引っ張ったりすることは逆効果なので絶対にしないでください。

犬と友好的な関係を維持したまま、ルールを覚えてもらうことで安全にお散歩を楽しめます。

トレーニングの最初は心が痛むこともあると思いますが、この先ずっと楽しくお散歩をするために、ちょっとだけ頑張ってみましょう。

散歩以外で犬が足のあいだに入ることはあるの?

犬が人間の足と戯れるのはお散歩の時だけなのでしょうか?

お散歩以外にも犬とスキンシップをとる機会もたくさんあるのですから、他のタイミングでもありそうですよね。

まず思いつくのは、犬が飼い主さんの足に自分の前足をかけたり、あごを乗せてきたりすることがあります。

この時は犬は「自分のことを見て」「安心してリラックス」という気持ちでいます。

また、足の間で寝てしまうということもあります。

この時の犬は、飼い主さんの匂いを嗅いで「自分の家族だ」「自分のリーダーだ」と確認して安心しているようです。

家の中や、寝る前だけなら問題ないように思えますが、癖になってしまうと飼い主さん以外にもしてしまう可能性があるので、注意が必要です。

まとめ

犬が足のあいだに入ったりくぐったりするのは犬の感情表現の1つなんですね。

飼い主のことを信頼して「大好き!」、「自分の仲間!」と思ってくれてるのはとても嬉しいですね。

でも、ほかの人の足の間に潜り込んで行ったりマウンティングまでしてしまうとやっぱり困ってしまいます。

癖になる前にルールを覚えてもらって、みんなに愛される犬にしつけるのも飼い主さんの重要な任務です。

ぜひ犬と一緒にこのミッションをクリアしてハッピーな関係を続けていきましょう!

最新情報をチェックしよう!