犬のデンタルケアで使われることが多い歯磨きシートですが、安全性はどうなのでしょうか?
口に入れるものだけに、界面活性剤などの添加物も気になるところです。
歯磨きシート以外に犬のデンタルケアグッズはどんなものがあるのでしょうか?
それでは調べていきたいと思います♪
犬の歯磨きシートやジェル!便利だけど安全性は大丈夫?
犬の歯磨きは大切と分かっていても、なかなか難しいですよね!
歯ブラシより気軽にケアできることから、歯磨きシートにジェルを付けて使用する飼い主さんも多いかと思います。
中には「塗るだけ・飲み水に入れるだけ」といった簡単ケアグッズもありますが、安全性が気になるところですね。
- 歯磨きのとき犬に安全に口を開けさせるコツは?
- 犬の歯石を効果的に取る歯磨きシートやジェル について
- 犬の歯磨きにおすすめ !塗るだけ・水に入れるだけの簡単ケアグッズ
- 犬が歯磨きしない!!歯磨きしてないとどうなるの?
まずは、歯磨きのときスムーズに犬の口を開けさせるコツや、便利に使えるケアグッズなどを紹介していきますね。
歯磨きのとき犬に安全に口を開けさせるコツは?
上の犬歯の後ろに指を入れることで犬の口は開きやすくなります。
また、犬の歯は大きさが異なるので、口を閉じていても犬歯と第一前臼歯の上下で隙間ができます。
この隙間を利用することで口を開けさせることができるのです。
犬の口を開けることができたら、タオルやおもちゃを嚙ませるなどして開けている状態をキープしてください。
しかし、歯磨きのときに大きく口を開けさせる必要はありません。
最初は少し唇をめくって、見えた部分のケアができれば充分です。
犬の歯石を効果的に取る歯磨きシートやジェル について
歯ブラシでケアすることが難しい場合、まず歯磨きシートを試してみましょう。
シートは指にしっかりと巻き付け、緩んできたらすぐに巻きなおすことが大切です。
外れたシートを犬が食べてしまわないように注意してくださいね。
ジェルには味や香りに種類がありますので、その犬の好みにあったものを選んでください。
犬の歯磨きにおすすめ !塗るだけ・水に入れるだけの簡単ケアグッズ
犬が歯磨きを嫌がっていてもデンタルケアは大切です。
シートでふき取ることが難しい場合、ジェルを塗るだけで有効成分が口内にとどまり歯石の沈着を防ぎます。
口に触れられることすら難しい場合には、歯周病菌を抑える効果のある薬剤を飲み水に混ぜることで口内環境を整えます。
まずはできることから始めることが大切ですね。
犬が歯磨きしない!歯磨きしてないとどうなるの?
犬は人間のように虫歯になることは少ないですが、歯垢が歯石になるスピードは早いと言われています。
歯石がたまると歯周病になってしまいます。
歯周病はその他の深刻な病気の原因になりますし、歯周病がひどくなり食事が取れなくなると命にかかわります。
犬の歯磨きシート! 界面活性剤が入っていないものがおすすめ?
歯ブラシが使えないときに気軽に使えて便利な歯磨きシートですが、市販されている歯磨きシートにふくまれている界面活性剤は犬の健康に影響はないのでしょうか。
歯磨きシートは、界面活性剤の持つ「水をほかの物質にしみこみやすくする性質」を利用しシートに汚れをからめ取ります。
- 犬の歯磨きシートおすすめの商品は?指サック型は便利?
- 人気商品「ライオンふくだ け歯磨きシート」 口コミ はどう?
- 犬の歯磨きシートで界面活性剤などが無添加なら安心?でも食べてしまったら!?
- 犬の歯石対策! 歯磨きシートだけで効果あるの?
人気商品の「ライオンふくだけ歯磨きシート」ですが、実際に使った人からの評価はどうでしょうか。
犬の歯磨きシートおすすめの商品は?指サック型は便利?
歯磨きシートを使うとき、気を付けないといけないのは指から外れてしまったシートを犬が飲み込んでしまうことです。
その点、指サック型になっているものは指から外れにくく安全と言えるでしょう。
しかし、ケアする人の指のサイズにフィットしていることが大切です。
人気商品「ライオンふくだ け歯磨きシート」 口コミ はどう?
Amazonの「犬のデンタルケア部門」でベストセラーに選ばれている「ライオンふくだけ歯磨きシート」おおむね高評価ですが、
- PH調整剤・界面活性剤など添加物が気になる。
- チワワなど小型犬には大きすぎる。
- 繊維が歯に絡まりやすい。
など、少数ですが気になる口コミも見られました。
総合的には、リピーターの多い良品ですが注意も必要なようです。
犬の歯磨きシートで界面活性剤などが無添加なら安心?でも食べてしまったら!?
万一、犬が歯磨きシートを飲み込んでしまった場合、添加物にかかわらず腸に留まって排出されないと危険です。
飲み込んでしまったと思われる場合は、かかりつけの獣医師に相談してください。
犬の歯石対策! 歯磨きシートだけで効果あるの?
歯磨きシートは、あくまでも歯ブラシが使えないときの簡易的なケアなので、それだけで済ませるのは実はあまりよくありません。
歯石対策には、歯ブラシでのブラッシングが効果的ですので、歯磨きシートで慣れてきたら、歯ブラシにもチャレンジしてきましょう。
犬の歯磨きシートの代用品にはどんなものがあるの?
便利で使いやすい歯磨きシートですが、その他にも犬の歯磨きに使えるものはあるのでしょうか?
界面活性剤は安全性にも問題はありませんが、気になるようなら湿らせたガーゼなどで代用する方法もあります。
また、その他にこんなものも代用品として挙げられます。
- 犬の歯ブラシ の代用品として人間用を使ってもよいの?
- 犬に歯磨きなしでガムだけって大丈夫?
- 犬に噛まれるから歯磨きシートが使えない!?そんな時の対処法とは
- 老犬が歯磨きを嫌がる時はどうしたらよい?
歯磨きを嫌がる犬に噛まれる危険を感じることや、老犬が歯磨きを嫌がる場合、どんな対処法があるのでしょうか。
犬の歯ブラシ の代用品として人間用を使ってもよいの?
犬用の歯ブラシと人間用の歯ブラシに大きな違いはないようです。
しかし、犬用の歯ブラシはブラシの毛の角度など、犬用に工夫されているので手に入るのなら犬用のものが使いやすいでしょう。
人間用を使う場合には、ヘッドが小さく毛の柔らかいものを選んでください。
犬に歯磨きなしでガムだけって大丈夫?
ガムを噛むことで唾液が多く分泌され歯石の沈着を防ぐ効果はありますが、ガムだけでは歯垢を落としきることはできません。
ガムはあくまでも補助的なものと考えてください。
犬に噛まれるから歯磨きシートが使えない!?そんな時の対処法とは
歯磨きシートは、飼い主さんの指に巻いて犬の口の中を触るので噛まれてしまう危険もあります。
歯磨きシートを使うことに噛まれる危険を感じるときは、まず「ガム」や「歯磨き効果のあるおもちゃ」などで代用しながら、少しずつ口に触ることに慣れさせましょう。
老犬が歯磨きを嫌がる時はどうしたらよい?
これまで歯磨きができていたのに、老犬が急に歯磨きを嫌がるようになったという場合、歯周病が進んでいるのかもしれません。
まずは口内環境を整える工夫をしてください。
歯周病菌の繁殖を抑える効果のある商品を飲み水に混ぜるのもよいでしょう。
これまでと違う口臭や出血などがある場合は獣医師に相談してください。
まとめ
犬のデンタルケア用品は多様で、簡単に使えるグッズもありますが、やはり基本は歯ブラシを使ってのブラッシングだということがわかりました。
あせらず、少しずつ楽しみながらデンタルケアを続けることは犬の全身の健康にもよい影響を与えます。
少しずつ、無理なく続けることが大切です!