犬用歯磨きガムはカロリー高めで太る?ダイエット中に使用するポイントと選び方

愛犬の健康に気を使う飼い主さんたちに人気の「歯磨きガム」は、手軽に犬の歯のケアができるものです。

おいしく噛んで歯のケアができるなんて魅力的ですよね!

でも「それは本当に健康に良いものなのか」が気になる飼い主さんも多いのではないでしょうか?

愛犬に合ったガムの選び方や気を付けたいことなどをまとめました。

よく噛むこと自体が健康に良いといわれるように、人も犬も健康は歯から!

歯磨きガムで愛犬が太ってしまった!ガムの成分と与える頻度について

犬用の歯磨きガムは、長時間噛ませることで愛犬の歯の汚れや口臭の対策、口の中の菌の増殖を防ぐ効果が期待できます。

愛犬のために歯磨きガムを与えた方が良いと思われがちですが、良いことばかりではありません。

歯磨きガムを頻繁に愛犬に与えていると、いつの間にか太ってしまうこともあるようです。

気になること2点について調べました。

  • 犬用歯磨きガムの成分は?牛皮・アキレスは太る?
  • 歯磨きガムは1日何回が目安?愛犬に与える頻度とは?

歯磨きガムを喜んで食べる犬は多いので、つい与えすぎないように確認しておきましょう。

犬用歯磨きガムの成分は?牛皮・アキレスは太る?

犬用の歯磨きガムでよく使われている原料の牛皮ですが、カロリーは高めで太る心配もあるようです。

他にも動物性のガムの原料は小魚や豚皮、動物のアキレスがあげられます。

さらに、歯磨きを目的としているため、犬の口腔環境に良いとされる成分がプラスされている商品もあります。

口臭予防に効果があるとされるクロロフィルや、歯垢を吸着しキレイな歯になるといわれるアパタイトカルシウムなど、愛犬に必要なものがあれば取り入れてみるのも良いでしょう。

歯磨きガムは時間をかけて噛むと効果的だそうですが、やわらかいガムは短時間で食べ終えてしまうので、こうした成分が含まれていると魅力を感じますね。

もちろん無添加でこのようなプラスの成分は含まないものもあり、動物のアキレスを使用したガムは比較的硬くて長時間噛んでいられるものが多いようです。

アキレスは鳥や牛や馬など様々あるので、愛犬が太らないようカロリーをチェックし比較して選ぶようにしましょう。

また、硬すぎるものは歯のケアどころか逆に歯やあごを痛めてしまうので注意してくださいね。

歯磨きガムは1日何回が目安?愛犬に与える頻度とは?

犬にとって歯磨きガムは、歯磨きというよりおやつに近いものでしょう。

ガムといえど、どのような成分のものでも「食べる」ことに変わりはありません。

与えすぎは太る原因になるので、飼い主さんが上手にコントロールしましょう。

愛犬に歯磨きガムを与える頻度は一日一回を目安に、購入したガムのパッケージの記載などを良く読んで容量を守ることが大切です。

一日の終わりに飼い主さんが愛犬の歯磨きをしてあげ、歯磨きを頑張ったご褒美として歯磨きガムを補助的に与えるのがおすすめですよ!

犬用の歯磨きガムのカロリーは?年齢や犬種に応じて気を付けること

犬用の歯磨きガムは成分もカロリーも様々あり、年齢によってはもちろん、成犬でも小型犬と中型・大型犬では与えて良いガムが異なります。

基本的に歯磨きガムの説明を読み、愛犬に合ったものかを判断して与えましょう。

少し怖い話もありますが、知っておいてほしいことをあげてみました。

  • 犬用ガムで人気の牛皮!気になるカロリーについて
  • 歯磨きガムはいつから食べて良い?愛犬に与えて良い時期は?
  • 定番の牛皮ガムで愛犬が嘔吐!原因は消化不良?
  • 実は危険も?犬用歯磨きガムでのアレルギー事例と死亡例

きちんと気を付けて、安心して愛犬の口腔ケアができるようにしましょう!

犬用ガムで人気の牛皮!気になるカロリーについて

多くの犬が好むともいわれる牛皮ですが、実はカロリーが高めです。

犬用のガムには動物性の他に、小麦粉やトウモロコシを使用した植物性の歯磨きガムもあります。

愛犬のカロリーコントロールがしたい飼い主さんは、低カロリーな植物性を選ぶのも良いでしょう。

歯磨きガムはいつから食べて良い?愛犬に与えて良い時期は?

愛犬の歯磨きガムデビューはいつが良いか迷いますよね。

パピー犬用の歯磨きガムもあるので、与えられる年齢を必ずチェックして合うものを選びましょう。

ガムはあごの発達にも良いといわれますが、パピー用のガムはやわらかく、噛む力が弱くても食べられるよう配慮されています。

年齢に合ったものでも愛犬がまだよく噛むことができないなら、ガムを丸飲みしてしまうのを防ぐため与える時期は少し先にしましょう。

また、子犬と同じく噛む力が弱いシニア犬も、年齢に合った歯磨きガムを与えます。

シニア犬用の歯磨きガムには、関節に良いとされるグルコサミンなどの成分が追加されているものもありますよ。

定番の牛皮ガムで愛犬が嘔吐!原因は消化不良?

牛皮に限らずガムはよく噛まずに飲み込むと、愛犬がのどに詰まらせ嘔吐する恐れがあります。

また、犬用ガムは丸飲みすると消化不良を起こすことがあるため、愛犬に丸飲みの癖があるならガムは与えてはいけません。

消化できなかったガムが胃腸で固まり体の中に溜まると、下痢や嘔吐、腸閉塞などを引き起こします。

歯磨きガムを与えるときは、丸飲みしないように飼い主さんが必ず手に持ったまま噛ませて目を離さないようにしましょう

上あごの大きな奥歯は犬が一番よく使う歯なので、ここにガムが当たるようにすると歯磨きの効果もより期待できますよ!

実は危険も?犬用歯磨きガムでのアレルギー事例と死亡例

犬用歯磨きガムは手軽に愛犬の口腔ケアができる利点だけでなく、危険なこともあります。

危険因子のひとつである食物アレルギーを持つ犬は少なくないそうです。

牛、豚、鶏、小麦、トウモロコシなどは犬用歯磨きガムの原料になっており、アレルギーを引き起こすことが多い成分です。

アレルギーの症状は皮膚に出ることが多いようですが、鼻炎や腸炎になることもあります。

愛犬には食物アレルギーはないと思いこまず、歯磨きガムを与えるときは少量ずつ様子を見ながら調整するのが良いでしょう。

また、先にあげた丸飲みによる腸閉塞や、のどに詰まらせることによる窒息は手術が必要になったり命に危険が及ぶこともあるのです。

悲しいことに、ガムが原因で愛犬を亡くした飼い主さんもいます

普段から排便のチェックや愛犬が噛んでいる様子をよく観察しまし、異変があれば動物病院に相談してくださいね。

犬用の歯磨きガムでダイエットは可能?できるだけ太るリスクを避ける選び方

愛犬には健康のために太ってほしくないものです。

でも健康のために歯のケアも大切ですよね。

歯磨きガムを与えていても太らず、また肥満気味の犬はダイエットができるのでしょうか?

気になるガムの選び方と太らない与え方を調べました。

  • 無添加のガムなら愛犬のダイエットになるのか?
  • 犬用の歯磨きガムでおすすめは?「グリニーズ」が人気だとか!

犬は自分でカロリーコントロールができないので、飼い主さんが気を付けてあげましょうね。

無添加のガムなら愛犬のダイエットになるのか?

期待していた飼い主さんもいるかもしれませんが、無添加だからといってカロリーが抑えられるわけではありません。

しかし添加物は健康に影響がないとは限らないので、歯磨きガムはなるべくシンプルな原料のものを選ぶのがおすすめです。

どんなガムでもカロリーはありますが、ダイエット中ならなるべく低カロリーや低脂肪のものを選ぶと良いですね。

ガムで愛犬が摂取した分のカロリーは食事を少し減らして調整しましょう。

犬用の歯磨きガムでおすすめは?「グリニーズ」が人気だとか!

犬用の歯磨きガムは種類がたくさんあり、どれにするか迷いますよね。

一番は愛犬の年齢や体格などに合ったものを選ぶことです。

どんなものが愛犬に合っているか判断できない場合は、獣医さんに相談してみるのも良いですよ!

「グリニーズ」というシリーズは有名で手に入りやすく人気のようです。

アレルゲンになりにくい原料でできたものや低カロリーのものなど、様々な目的に応じたラインナップも人気の理由かもしれません。

グリニーズがおすすめとは言い切れませんが、参考にしてみてください。

まとめ

犬用歯磨きガムは犬の歯に嬉しい成分が入っていたり、口の中の環境に配慮されているものが多く販売されています。

ただ、歯磨きガムだけでは愛犬の口腔ケアは十分ではありません。

飼い主さんが歯ブラシやガーゼで愛犬の歯を手入れしてあげなければ、しっかり歯垢を取り除くことや歯周病の予防はできないのです。

歯磨きガムは補助として使用しましょう。

歯磨き嫌いな犬も歯磨き後にご褒美のガムがあれば、少しずつ歯磨きに慣れていけるかもしれませんね!

歯磨きガムは「食べ物」なのでカロリーを摂取してしまいます。

健康のために歯磨きガムを使用したのに愛犬が太ってしまい、健康に支障が出ることがないよう気を付けましょう!

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