寒くなってくると、家で暖房器具を使う人が多いと思いますが、犬を飼っていると、「犬は寒くないかな?」「人に適した温度は犬にとってはどうなの?」と不安になったことはないでしょうか?
大切な愛犬にはできるだけ快適な環境を準備してあげたいですよね。
そこで今回は、
- 犬の適温は何度?暖房はつけっぱなしにしたほうがいい?
- 犬が留守番をするときの部屋の温度や暖房器具について
- 犬を飼っている人におすすめ!省エネ寒さ対策や暖房器具について紹介!
など、犬にとっての適温や、おすすめの暖房器具をご紹介します♪
犬の適温は何度?暖房はつけっぱなしにしたほうがいい?
犬の快適な室温は20℃前後と言われています。
犬の平均体温は38℃~39℃前半くらいで、人よりも寒さに強いですが、犬種によっては寒さに弱い犬もいます。
小型犬や短毛種、温暖な地域原産の犬は寒さに弱いと言われていて、子犬や老犬も成犬に比べて体温調節がうまくいかないことがあります。
寒さに強い犬の場合、ずっとつけっぱなしにする必要はないですが、寒さに弱い犬の場合はしっかり寒さ対策をしてあげる必要があります。
ここでは、
- 犬が寒いと感じる温度とは?
- ヒーターは必要?つけっぱなしにしたほうがいい?
- 冬の暖房はいつからつける?適温は何度くらい?
- 冬寝るとき布団はいらない?暖房は必要?
などについてご紹介します!
犬が寒いと感じる温度とは?
小型犬は体が小さく、体の芯まで寒さが短時間で伝わりやすく、大型犬より寒さに弱いです。
また、短毛種や温暖な地域原産の犬、子犬や老犬などの寒さに弱い犬と、寒冷地出身のダブルコートの犬種などの寒さに強い犬では寒いと感じる温度が異なります。
一概に寒いと感じる温度が決まっていないので、犬が寒がっているか様子をみて判断しましょう。
犬が寒いと感じているときのサインは、「プルプル震えている」「縮こまって動かない」「水を飲む量が減る」「要望吠えをする」などです。
人でも暑がり・寒がりがいるように、犬にも犬種にかかわらず寒さに弱い場合があるので、寒がっていないかサインを確認してあげましょう。
ヒーターは必要?つけっぱなしにしたほうがいい?
寒さに弱い犬を飼っている場合は、寒さ対策をしてあげる必要があります。
犬も人と同じように、体温が下がると、体調を崩しやすくなりますので、ヒーターなどの暖房器具を活用して、暖かさを保ってあげましょう。
ペット用ヒーターや毛布を準備して、暖かい場所をつくったり、エアコンなどで部屋全体を暖めてあげるなど、暖かい場所をつくってあげる必要があります。
また、エアコンなどで部屋全体を暖める場合は、暑いと思ったときに移動できる涼める場所をつくってあげましょう。
冬の暖房はいつからつける?適温は何度くらい?
同じ日本国内でも、住んでいる場所によって気温は全然違うので、犬のためにはいつから暖房を使用したらいいのか難しいですね。
暖房をつけるタイミングは、人が寒くなったと感じたときを基準にされている人も多いと思います。
基本的にはそれで大丈夫ですが、「犬が寒くないかな?」と心配な場合は、犬が寒いと感じているときのサインである、「プルプル震えている」「縮こまって動かない」「水を飲む量が減る」「要望吠えをする」などで確認してあげると安心ですね。
また、犬の快適な室温は20℃前後と言われていますので、室温が20℃前後よりも下がっていないかもひとつの目安にしましょう。
冬寝るとき布団はいらない?暖房は必要?
寝るときの寒さ対策については、基本的には日中と同じです。
ペット用ヒーターや毛布、ペット用ベッドなどで暖かい場所をつくるだけでも基本的には十分ですが、あまりにも寒いと感じる日は、エアコンなどで部屋全体を暖めてあげたほうがいいですね。
犬が留守番をするときの部屋の温度や暖房器具について
犬が留守番をするときの寒さ対策は、基本的には、日中や寝るときと同じように、ペット用ヒーターや毛布を準備して、暖かい場所をつくったり、エアコンなどで部屋全体を暖めてあげるなどになります。
留守番をする場合、乾燥しやすいので十分な水を準備してあげること、ペット用ヒーターやカーペット、湯たんぽなどは低温やけどしないように直接触れないようブランケットなどでくるむことなどを注意してあげましょう。
犬を飼っている人におすすめ!省エネ寒さ対策や暖房器具について紹介
犬が寒くないようできるだけ寒さ対策をしてあげたいですが、暖房の電気代はなかなか高いので、省エネだとすごくありがたいですよね!
ここでは、
- 電気代のかからない犬の寒さ対策を紹介!
- おすすめのペット用ヒーター
- 省エネ暖房器具ランキング!
など、電気代がかからない寒さ対策や、省エネ暖房器具をご紹介します!
電気代のかからない犬の寒さ対策を紹介!
・防寒着を着せる
寒さに弱い犬には、寒い日の外出時に大活躍します。
全身をカバーするものや、一部だけカバーするものなど幅広くあり、外出時だけでなく室内の防寒対策にも使用できます。
・湯たんぽ
湯たんぽの暖かさは持続性があるので、寝るときや、留守番のときに最適です。
犬が暑いときに離れることができるのも利点ですね。
・冬用のペットベッド・ペットハウス
危険が少なく安心して使える、1つは持っておきたいグッズです!
おすすめのペット用ヒーター
ペット用ヒーターの種類や選ぶポイントをご紹介します!
まず種類は、寝そべるのにおすすめな「ホットカーペットタイプ」、ケージに敷いたり、側面に立てて設置できる「パネルタイプ」、遠赤外線の力でしっかりとあたためてくれる「遠赤外線パネルヒーター」などさまざまなタイプがあるので、家の環境や犬の生活に合ったタイプを探してみましょう。
選ぶポイントとしては、「ペットが普段過ごす場所に合ったもの」「安全性の高いもの」に注目して選びましょう。
省エネ暖房器具ランキング
今回は、省エネ暖房器具の中でも、特にペットがいる暮らしにおすすめな暖房器具の省エネランキングを発表します!
1位:エアコン
エアコンは光熱費が安く、節電センサー搭載モデルなどはさらに安くなります。
部屋全体が暖まるまでは少し時間がかかりますが、快適な温度を保つことができ、リモコンひとつで操作ができるのでとても便利です。
2位:オイルヒーター
オイルヒーターは節電効果が高く、部屋全体を暖めてくれます。
燃料を使わないので、空気の快適さが高く、空気が乾燥しにくいのが特徴です。
3位:遠赤外線ヒーター
遠赤外線ヒーターは、消費電力が少なく経済的です。
表面だけでなく、体の芯から暖め、家具や壁に反射することで、効率的に部屋全体を暖めます。
まとめ
今回は、犬の寒さ対策や、おすすめの暖房器具についてご紹介しました。
小型犬や短毛種、温暖な地域原産の犬などの寒さに弱い犬の場合は、寒さ対策が必要ですね。
さまざまな対策グッズや、暖房器具で、愛犬にとって快適な環境をつくってあげましょう!