「冬は寒いからシャンプーをしなくてもいい?」「寒いから愛犬が風邪をひくかもしれない!」と冬のシャンプーは悩むことが多いですよね。
冬にシャンプーをするときには、愛犬の負担にならないように気をつけたいことがいくつかあります。
その注意点をしっかり守れば、寒い冬でも安心してシャンプーをすることができます。
また、頻繁にお風呂に入れない冬に使える便利なグッズもあるんです!
そこで今回は
- 冬にシャンプーをするときの注意点やお風呂の頻度
- 冬のシャンプーで使える便利グッズ
冬にシャンプーをするときに役立つ情報をご紹介していきます。
冬の犬のシャンプーのやり方は?水の温度や注意点について
寒い冬は、シャンプーをするのが苦手な犬や飼い主さんが多いと思います。
しかし、シャンプーの仕方や注意点が分かれば、愛犬に負担をかけずにシャンプーができます!
- 冬はお湯だけで洗っていいの?冬の犬のシャンプーの仕方について
- 犬をお風呂に入れるときの水の温度は?
- 犬にドライヤーをかけるときの温度はどれくらい?ドライヤーのかけ方について
- 冬の犬のシャンプーで注意することは?
冬のシャンプーのやり方や気をつけることをご紹介します。
冬はお湯だけで洗っていいの?冬の犬のシャンプーの仕方について
少しの汚れやにおいが気になる場合は、シャンプーを使わず、お湯だけで落とすことができます。
どうしても気になるときは、お湯だけで洗ってあげても大丈夫です。
また、冬のシャンプーは、体を冷やさないようになるべく時間をかけすぎないことがポイントです。
しかし、時間を気にして急いでシャンプーをすると、愛犬も飼い主さんも怪我をする可能性があります。
シャンプーをする前には、必ず注意点を確認し、安心してシャンプーができる状態で行ってくださいね。
犬をお風呂に入れるときの水の温度は?
犬を洗うときのシャワーの温度は、35~37度の少しぬるいと感じるくらいにしましょう。
冬は少し温度を上げて、36~38度くらいにして洗ってあげてください。
寒いから温度を上げたくなりますが、熱すぎると良くないので、愛犬の体を流す前に熱くないか確認してあげるのが大切です。
犬にドライヤーをかけるときの温度はどれくらい?ドライヤーのかけ方について
ドライヤーの風は、結構熱いですよね。
そのため、やけどをしないように、愛犬の体に風を当てる前に、熱すぎないか確認してあげてください。
ドライヤーをかけるときは、温風と冷風を切り替えながら、ドライヤーを体から30cmほど離しましょう。
熱い風を同じ部分に当て続けたり、ドライヤーを体に近づけすぎたりすると、やけどをしてしまうので注意が必要です。
また、ドライヤーをかける前には、しっかりタオルで水分を拭き取っておきましょう。
しっかりタオルドライができていると、乾かす時間を短縮することができ、愛犬と飼い主さんの負担を減らすことができます。
なお、ドライヤーをするときは、体が冷えないように暖かい部屋で行ってくださいね。
冬の犬のシャンプーで注意することは?
寒い中でシャンプーをすると、風邪をひいたり、体調を崩したりする原因になります。
そのため、なるべく素早くシャンプーをしてあげましょう。
短時間でシャンプーをするためには、シャンプー前にしっかりブラッシングをすることが大切です。
ブラッシングをすることで、毛玉やほつれが取れ、水やシャンプーが毛の根本に届きやすくなるので、短時間で汚れを落とすことができます。
また、暖房が効いている部屋とシャンプーをする部屋の温度差がありすぎるのは良くありません。
シャンプーをする前に、お風呂場や脱衣場などシャンプーをする場所を温めておくといいですね。
冬は犬をどのくらいの頻度でお風呂に入れたらいい?
冬は夏よりお風呂に入れる回数は少なめでも大丈夫ですが、「具体的にどれくらいの頻度で入れたらいいのか?」気になりますよね。
また、寒い冬はお風呂に入れるタイミングも大事になってきます。
- お風呂は週1でもいいの?冬の犬のシャンプーの頻度はどれくらい?
- 冬は老犬のお風呂の頻度はどれくらいがいいの?
- 冬に犬をお風呂に入れる最適な時間帯は?
- 冬に犬をお風呂に入れるときには湯船に入れてもいい?
冬にお風呂に入れる頻度やタイミングについてご紹介します。
お風呂は週1でもいいの?冬の犬のシャンプーの頻度はどれくらい?
汚れやにおいが気になって、週1でお風呂に入る子もいると思います。
しかし、シャンプーのしすぎは、皮膚を守るために必要な皮脂まで落としてしまい、皮膚トラブルの原因になります。
夏は暑くて汗をかきやすいので、2~3週間に1回でも大丈夫ですが、冬は回数を減らして1ヶ月に1回のシャンプーで十分です。
冬は室温と水温の差が大きくなるため、体に負担がかかりやすくなります。
そのため、冬のシャンプーは洗い方やドライヤーのかけ方を工夫することが大切です。
冬は老犬のお風呂の頻度はどれくらいがいいの?
老犬は、お風呂に入るだけでかなり体力を使います。
そのため、基本的には2ヶ月に1回のペースでお風呂に入れてあげましょう。
体調が悪いときや持病がある場合は、無理をせずに体調が良い日や、天気が良い温かい日にお風呂に入れてあげるといいです。
また、シャンプーをする日、爪切りをする日、耳掃除をする日というように、分けると負担をかけずにお手入れができます。
冬に犬をお風呂に入れる最適な時間帯は?
食事の1時間前後は、お風呂に入れるのは避けるようにしましょう。
この時間帯に消化するために胃に血液が集まりますが、お風呂に入ってしまうと体が温まって体全体に血液が分散されます。
そうすると、消化に必要な血液が胃に集まらず、消化に負担がかかってしまいます。
また、冬は特に寒い朝晩や日中でも気温が上がらない日は避けましょう。
冬は、温かい日中や天気が良く気温が高い日にお風呂に入れてあげるといいです。
冬に犬をお風呂に入れるときには湯船に入れてもいい?
湯船につかることで血行が良くなったり、汚れが落ちやすくなったり、リラックス効果もあります。
そのため、お風呂が好きな子は、シャンプーに加えて湯船に入れてあげるのもいいですね。
水が苦手な子やお風呂が嫌いな子は無理に入れず、シャンプーだけで大丈夫です。
また、長時間湯船につかると、のぼせて体調が悪くなることがあるので、湯船につかるときは10分前後にしておきましょう。
なお、お湯の温度は35~36度のぬるま湯にし、熱くなりすぎないように注意してくださいね。
冬は外で犬のシャンプーをしてはいけない?シャンプーができないときの対応は?
外飼いの犬や大型犬は、外でシャンプーをすることがあると思います。
夏や温かい季節は問題ありませんが、寒い冬に外でシャンプーをするのは良くありません。
体が濡れた状態で寒いところにいると、体温が下がり、体調を崩しやすくなります。
こういうときは、家で簡単にシャンプーができる便利グッズを使えば解決できるんです!
- 冬に犬のシャンプーは必要ない?
- 冬は外飼いの犬は洗わなくていいの?
- 犬のシャンプーの代わりになるものは?冬のシャンプーで使えるグッズについて
冬のシャンプーの必要性や冬のシャンプーで使える便利グッズについてご紹介します。
冬に犬のシャンプーは必要ない?
シャンプーは、皮膚や毛の汚れを落とすためには定期的に行う必要があります。
汚れやほこりが皮膚に溜まると、菌が繁殖しやすくなってしまい、皮膚病の原因になります。
そのため、寒い冬はシャンプーを控えたくなりますが、冬もシャンプーをしてあげてくださいね。
また、冬は体が冷えると体調を崩しやすくなるので、体調が良い元気なときにシャンプーをしてあげることが大切です。
冬は外飼いの犬は洗わなくていいの?
外飼いの犬も室内犬と同じように、定期的にシャンプーをする必要があります。
しかし、冬は屋外でのシャンプーは体に良くないので、家の中でシャンプーをしてあげてください。
家の中でシャンプーができない場合は、トリミングサロンでシャンプーをしてもらったり、シャンプーの代わりになる便利グッズを使ったりするのがいいですね。
犬のシャンプーの代わりになるものは?冬のシャンプーで使えるグッズについて
汚れやにおいが気になるけれど、すぐにシャンプーができないときがありますよね。
そういうときは、お風呂に入らずに簡単にお手入れができるグッズを使うといいです。
例えば、水を使わないシャンプーは、泡をつけて体になじませ、拭き取るだけで汚れやにおいが落ちます。
簡単に使うことができるため、高齢犬や子犬、体調が悪くてお風呂に入れないときにおすすめです。
シートタイプのシャンプータオルもあるので、ぜひ試してみてくださいね。
また、シャンプーの時間を短縮できる便利なグッズもあります。
犬用のマイクロファイバーのタオルは、吸水性が高いので、シャンプー後のタオルドライに使うと、ドライヤーの時間が短縮できます。
他には、ドライヤーを固定できるドライヤークリップを使うと、両手が空いて乾かしやすくなるので便利です。
まとめ
冬は寒いですが、皮膚の健康を守るためにシャンプーをする必要があると分かりました。
冬のシャンプーで注意することやお風呂に入れる頻度、タイミングなどを気をつければ、愛犬に負担をかけずにシャンプーをしてあげられます。
どうしてもお風呂に入れない場合やちょっとした汚れやにおいが気になる場合は、簡単にお手入れができるグッズを使ってみてくださいね。
また、冬は体が冷えると体調を崩しやすいので、愛犬の体調に合わせてシャンプーをしてあげることが大切です。