いつ起こるか分からない、地震や自然災害。
突然、平穏な日常生活が不自由になってしまいますよね。
そんな時、支えになるのは、家族の存在です。
もちろん、ペットも大事な家族の一員!
いざという時に、愛犬を守るための備えはできていますか?
地震が起きてからでは、冷静に行動するのは難しいです。
そこで大切な愛犬のために、日頃から揃えておきたい防災グッズをご紹介します!
地震に備えて揃えておきたい犬用防災グッズ
地震から愛犬を守るためには、まず飼い主さんが責任を持って、お家や生活への被害を最小限に抑えることが重要です。
そのため、日頃から地震に耐えられる対策をしておきましょう。
- 地震や災害が起きた時に困ること
- 必ず備えておきたい犬用防災グッズ
- 留守番をさせる時に必要な防災グッズ
ここでは、地震や災害に備えて必ず必要になってくる、防災グッズをご紹介します。
地震や災害が起きた時に困ること
まず、ライフラインがストップして、お水や食料の確保が難しくなります。
人間用の救援物資は、すぐに届くことが多いですが、ペットのための食料品などは厳しいです。
ですから、飼い主が日頃から、緊急時用の水や食料品を備蓄しておくことが大切ですね。
必ず備えておきたい犬用防災グッズ
愛犬の命や健康を守る、お水や非常食を揃えておきましょう。
5日分が、理想的です。
そして、食器も普段から使っている物にしましょう。
突然の地震で、犬も動揺して食事が取れなくなることがあります。
できるだけ、普段通りの食事ができるように備えることが大切です。
持病を持っている場合は、お薬も忘れずに揃えてください!
予備の首輪とリード、移動用のケージも必要です。
リードは、伸びないタイプが良いと思います。
大勢の人が集まる場所では、制御しやすい伸びないリードの方が安全です。
留守番をさせる時に必要な犬用防災グッズ
犬を留守番させる時は、ケージに入れる人も多いですよね。
万が一外出中に地震が起きたら、誰もいない部屋でパニックになってしまいます。
ケージから飛び出して、怪我をしないように、耐震補強をしましょう。
ケージ周辺の家具には、転倒防止対策として、金具や突っ張り棒で固定するよいです。
避難所へ持っていくべき犬用防災グッズ
地域で避難指示が出た場合、基本的にはペットも一緒に避難します。
置き去りにしてはいけません!
- 避難所にあると便利な犬用防災グッズ
- 犬用の靴とは?
ここでは、避難所生活を乗り切るために必要な犬用防災グッズをご紹介します。
避難所に持っていくと便利な犬用防災グッズ
避難所で最も気を遣うのは、衛生面です。
そのため、トイレ用品やペットシーツがあると助かります。
普段遊んでいるおもちゃも、あると助かるアイテムです。
お散歩に行けず、ストレスをためないように、遊び道具があるとよいですね。
また、ケージが破損した場合、修復するためにガムテープが重宝されています。
犬用防災グッズではありませんが、用意しておきましょう。
犬用の靴とは?
地震が起こると、道路に亀裂が入ったり、倒壊した建物があったりして、歩くだけでも大変。
肉球が傷つくと、感染症をおこすこともあり、危険ですね。
そこで活躍する犬用の靴!
怪我や汚れを防ぐためにも、ぜひ使ってほしいです。
とはいえ、素直に履いてくれるわけではありませんよね。
緊急時に備えて、普段から靴を履いてお散歩してみましょう。
慣らしていくと、非常時も慌てることはないでしょう。
同行避難と同伴避難について
愛犬のための防災対策として、ぜひ覚えておいてほしいのが、「同行避難」と「同伴避難」です。
同行避難…緊急時飼い主が一緒に避難することです。同伴避難…避難所でも一緒に過ごすことができます。
「同行避難」では、避難所では別々に過ごさなければいけない場合があります。
できれば、常にそばにいてほしいですよね…。
避難先で「同伴避難」が可能かどうか、あらかじめチェックしておくと良いですね。
避難に備えるためのしつけとは?
避難所生活で、ストレスを感じるのは人間だけではありません。
犬にも、相当なストレスがあることを忘れないで下さい!
普段からしつけておくことで、信頼関係が築かれ、ストレスを減らすことに繋がります。
具体的には…
- 待て・お座り・伏せの基本的なしつけ
- 人を怖がらず、攻撃しない
- 不必要に吠えない
- ケージに入ることを嫌がらない
- 決められた場所での排泄
これらのしつけを徹底して、非常時も冷静に行動できるようにしましょう。
100均で購入できる便利な犬用防災グッズを紹介!
避難所生活のために必要な犬用防災グッズですが、以下のものなら100均でも購入できますよ!
- ペット用消臭ポリ袋
- 消臭効果があるペットシーツ
- 全身用ウェットティッシュ
- 清掃用ウェットティッシュ
- ペットタオル
- ペット皿
避難所で最も困るのは、衛生面です。
お風呂に入れない日は、ウェットティッシュで身体を拭いてあげるだけでも違います。
ペット皿は、折りたためるタイプなら荷物がすっきり収納できるので、おすすめです。
地震に備える犬用防災グッズに優先順位をつけよう!
いざ、避難所へ行くとなると、何を持っていくべきか迷いがち。
犬用防災グッズにも優先順位をつけ、絶対必要な物は、すぐに持ち出せる場所に置きましょう。
- 非常時に持ち出せるように準備すること
- 写真、健康手帳は必要?
その後は必要に応じて判断し、一時帰宅した時に持参するとよいです。
非常時に持ち出せるように準備すること
愛犬の健康維持に必要なお水や食料品などは、一つにまとめておきます。
荷物が多すぎないように、最小限にまとめて、見える場所に置いておくことが大切です。
家屋の状態によっては、玄関から脱出できないこともありますよね。
避難経路を決め、それぞれ持ち出せる場所に保管してくださいね。
写真・健康手帳は必要?
万が一、ペットが迷子になった場合、写真があると捜索しやすくなります。
貼り紙で呼びかける時も、写真が載っていると分かりやすいです。
日頃から携帯電話に、愛犬の写真を保存しておくと安心ですね。
健康手帳は、予防接種の記録や持病、お薬情報など命を守るために必要です。
必ず持っていく物のリストに入れておきましょう。
地震から愛犬を守るため地域で共有しておきたい防災グッズ
地震や災害が起きた時、犬はパニックになり逃げ出してしまうケースもあります。
迷子になっても、飼い主さんのもとへ帰って来られるような対策をしましょう。
まず、首輪に迷子札をつけておくとよいです。
名前や連絡先を記載しておけば、保護された後すぐに知らせてもらえます。
首輪が外れてしまう事もあるため、マイクロチップと併用すると、より安心です。
地震や災害時の地域との関わり方
非常時は、近隣住民との連携が重要になってきます。
特に、ペットとの同行避難には、地域住民の理解や協力が必要です。
そのため、義務付けられている予防接種は、早めに受けておきましょう。
また普段から、飼い主同士の繋がりを深め、預かり先などを話し合っておくのも良いと思います。
まとめ
地震大国といわれる日本。
これまでにも、大きな地震を数多く経験してきました。
私たちの大切な愛犬を守るためには、日頃の備えが大切です!
決して難しいことではありません。犬用防災グッズは、100均でも便利なアイテムがたくさんあります。
揃えておいて損はないので、防災について意識を高めていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。